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じゅじゅ、CT検査の結果

2012.07.08 20:42
小鳥
先日、退院後の診察のために、じゅじゅを病院に連れて行きました。
いつも通り、酸素缶を持って、シューシューしながら…。
じゅじゅは、元気に(元気振って?)、プラケースの中で動き回っていたのですが、
私にはちょっと気がかりなことがありました。


診察日の2日前、プラケースを掃除するために、じゅじゅを移動させようと
したとき、隙をついてじゅじゅが飛んでしまったんです。
じゅじゅの気持ちはよく分かる。だって鳥さんなんだもん、飛びたいに決まってる。
でも、今のじゅじゅにとって、飛ぶことは命の危険につながること。


案の定、飛んだ後で低い体勢になって「ぜえぜえ」と荒い呼吸をし、
苦しそうにするじゅじゅ。見ているこちらは、心臓が止まるんじゃないかと、
ハラハラしました。


その後、プラケースに戻ったじゅじゅは、食べた餌を戻してしまいました。
じゅじゅの体の中で、いったい何が起こったんだろう??
002_convert_20120707235238.jpg


診察室で、この一件を話したところ、「飛んじゃいましたか…」
と、思った以上に深刻な顔をする先生。
じゅじゅの胸に聴診器を当てながら、こう言いました。


「うーん…、じゅくじゅくっていうイヤな音がしてるね。どこかの
血管が破裂したのかもしれない…」



耳を疑ってしまった。私のミスのせいで、そんなことが起こるなんて…。
そして、ちょうどその時じゅじゅが排泄した濃緑色のフンをみて、先生は
出血を確信したようでした。


本当はじゅじゅの調子がよくなってから撮ろうと思っていたCT画像。
でも、先生と相談して、「調子が悪い時だからこそ、どこが悪いかが
はっきり見える可能性が高い今がいいだろう」
という結論になったのでした。
003_convert_20120707234353.jpg


CT撮影の結果、じゅじゅは、動脈硬化であると診断されました。
それも、1か所や2か所だけではなく、全身の血管が硬化している。
完治は難しく、酸素吸入と投薬による対症療法しかない、ということでした。


今回の出血は肺からだったようですが、幸い大量出血ではなく、血はもう
止まっているようでした。でも、次にどの血管が破裂するか分からない。
運が悪いと、脳の血管が破裂してしまうかもしれない…。
じゅじゅは、体中に爆弾を抱えているような状態だったんです。


お薬は、強心剤と高脂血症に作用する成分の入ったものに加え、止血薬が追加
されました。2袋を25ccの水で薄めて飲水投与します。やっぱり苦い…
007_convert_20120707235341.jpg


鳥さんの動脈硬化の原因は、食べすぎ。これは、私にとっては意外な話でした。
というのも、じゅじゅは今まで健康診断で体重過多を指摘されたことはなく、
むしろ、痩せすぎと言われていたくらいだったからです。


餌にしても、ミックスシードとソバの実、剥き燕麦以外は好んで食べようとはせず、
麻の実も一日2粒までしか食べさせていませんでした。


思い当たるとすれば、栄養の偏りと運動不足。
じゅじゅは偏食なので、野菜をほとんど食べなかった。もちろん、ペレットも
受け付けないので、ミックスシードが餌の9割を占めていたと思います。
そして、仕事のある日は、放鳥時間がしっかり取れず、じゅじゅは慢性的な
運動不足に陥っていたんだと思います。


病院から帰ってきたじゅじゅに、スノーが声を掛けています。
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「じゅじゅちゃん、大丈夫?」
「うん、あたちは大丈夫。病気なんかに負けないわ」

そんなやりとりをしているみたい
スノー、じゅじゅが元気になれるように、一緒に応援してあげようね


さて、先生によると、コザクラのみならず、マメルリハも動脈硬化にかかりやすい
種類。とにかく食べる量をコントロールして、ギリギリまで体重を絞っておいたほうが
いいんだそうです。先生曰く「食べ過ぎに見えなくても、食べ過ぎ」なんだそう。
さらに、持続発情は、動脈硬化の一因である、高脂血症と密接な関係がある。
発情を抑制するためにも、体重を絞ることは重要です。


先生に、スノーとハニーの餌について相談しました。
次回は、見直した餌について、記事にしたいと思っています。


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comment

えっっ!?  キャビア #- URL

りっこさんへ

こんばんは。

私は目を疑いました。動脈硬化??
正直言って(すみません)重い病気ですよね。
少し飛んだだけで、血管切れるなんて恐いです。
でもじゅじゅちゃん思い切り飛びたかったんだろうね。
だって鳥さんは飛ぶのが本当の姿だから。
投薬で少しでも病状が良くなるといいです。

じゅじゅちゃんの辛そうな顔みると、
胸が苦しくなります。涙が出てきます。
じゅじゅちゃん、必ず私に元気な姿を見せてよ!!!

私もマメちゃんたちの将来のことを考えて、
エサの量や運動の量をきちんと管理していこうと思います。

動画。。。  Miki@明けの明星 #- URL

なんか、涙がでました。
スノーちゃん、一生懸命心配してますね。
じゅじゅちゃんもしっかりそれにお返事してるし。
生きようとしてますね、じゅじゅちゃん。
頑張ってほしいなぁ。

先生のお話、載せていただいてありがとうございます。
同じコザクラ飼いとして、非常にためになります。

  huuuuka #- URL

こんばんは。

そうですか、じゅじゅちゃん動脈硬化だったのですね…。
ちょっと飛んだだけで血管が破裂なんて、とても怖いです。
絶対安静ですね。

スノー君もとても心配していますね。
スノー君とじゅじゅちゃん、本当に会話していますね!
じゅじゅちゃんお返事してる^^

マメルリハも動脈硬化にかかりやすいとの事。
気を付けなければ・・・。
毎日栄養豊富な餌も良くないですよね。
運動不足はうちには思い当たる子が結構いますのでもうちょっと気をつけなければいけませんね(><)
飛ぶのが不得意であまり好きじゃない子はやっぱりぷっくら体型です;

じゅじゅちゃん、お大事にしてください。
みんな応援しています☆”

キャビアさん  りっこ #- URL

そうなの、私もびっくりしちゃった。
動脈硬化の可能性は、前にも言われていたんだけど、
痩せているじゅじゅがまさか…って思って、自分の中では
否定してたんです。
だけど、見た目痩せてても内臓脂肪溜まってる人がいるように、
じゅじゅも血管にいろいろ詰まっちゃってたみたい。

適度な運動をしっかりさせてあげていれば、
避けられたんじゃないかって思うんだけど、
一人暮らしで働いてると、たっぷりと放鳥の時間を
取ってあげるのって、難しいですよね。
スノーやハニーのためにも、対策考えなくっちゃ!!

スーちゃん、ユキちゃんの将来のために、この記事が少しでも
役に立ったなら、私もじゅじゅもうれしいです。
じゅじゅを応援してくれてありがとー!!

Mikiさん  りっこ #- URL

Mikiさん、ありがとう。
私もスノーの姿見てると、切なくなっちゃいました。
一緒に放鳥してなくても、お友達だったんだなぁ、心配してるんだなぁ、って…
じゅじゅ、生きる気満々です。
今日もたくさん食べてました。
きっと頑張ってくれると思います。

先生のお話、お役に立ったならうれしいです。
共有できてよかったです。

huuuukaさん  りっこ #- URL

いつも応援ありがとうございます。

私も、血管破裂って聞いた時は、「うそでしょ??」って思いました。
毎日のお世話、飛ばさないようにドキドキしながらやってます(・・;)

スノーとじゅじゅ、おしゃべりしてますよね。
鳥さん同士の友情感じちゃいました。
ほんとはなにをおしゃべりしてるんだろう??

マメさん、私は今までちょっとムチっとしてたくらいのほうが
いいんだと思い込んでました。
でも、スリムなほうが健康体なのは、人間と一緒ですね。
バランスのいい食事と適度な運動。単純なことだけど、
人間も鳥さんも、継続するのって難しいですよねー。

大変でしたね。。。  ゆう #bHdBdKak URL

スノーちゃん、めっちゃ心配してますね
あやすような、慰めるような、そんな鳴き声で ぐっときました

鳥さんの病気にはあまり詳しくありませんが、彼らの生きようとする気持ちだけはわかります

元気にな~~れ・・元気にな~~~~れ!!

りっこさんも、じゅじゅちゃんも、元気にな~~~れ!

ゆうさん  りっこ #- URL

スノー、どう見ても心配してますよね。
あんな声出すスノー、初めて見ました。
スノーなりに何かを感じてるんだろうと思います…

心強い応援ありがとう。
ゆうさんの応援に私もぐっときましたー(:_;)

素人意見で恐縮ですが  marimo #- URL

りっこさんこんにちは。
じゅじゅちゃんの件、お察しします。

でも、遊んであげられなくて運動不足にしてしまったとご自身を責められる必要はないと思いますよ。

もともとラブバードは運動量の多い鳥とは言われていますが、たとえばコンパニオンバードとして毎日1時間放鳥してあげたいところ、週に3日、一日20分しかできなかったとしても、それがどれだけラブバードの相対的な運動量に影響するのかな、と。もともとアフリカの広大な大陸を飛び回っていた鳥さんですしね。

それに、うちの17歳のセキセイも6歳を過ぎたころから放鳥はたま~にだけです。同じくらい長生きしたオカメも同様でした。
高齢になってからは、あまりかまわなくしたのが長生きの秘訣だったとは思うのですが、コンパニオンバードのQOLを思うと、おすすめできる飼育ではないです。(発情する機会が減るという意味では効果があったとは思いますが)

高脂血症といえば、自分がヤヴァイです。内臓肥満型です。
ここはひとつ、じゅじゅちゃんとともにダイエットに励もうと思います。

marimoさん  りっこ #- URL

ありがとうございます。
marimoさんにそう言っていただけると、ちょっと気持ちが軽くなります。
放鳥しなくても、元気に生きてる子はいっぱいいるんですね。

先生によると、かなり個体差にもよる病気みたいで、同じ環境、
同じ餌で育てても、なる子はなる、ならない子はならないんだそうです。

じゅじゅたちをmarimoさんちに預けに行った日、じゅじゅが
ケージの隅でじっとしているのを見て、「調子が悪い子の特徴じゃない?」
って言ってたmarimoさん。やっぱりするどいですね。
あの頃から、すでに調子崩してたんだと思います。

動脈硬化っていうと、聞いたほうはビビってしまいますが、
じゅじゅには自覚がないみたいで、プラケースの中ではいたって元気。
でも、狭いプラケースの中での、飛ぶことを許されない生活。
それこそ、QOLっていう視点で見ると、質は低いですよね。
なんとかもう一回、ケージに戻れる日が来てほしいものです。

ところで、あらら??marimoさん、内臓肥満型???
お見受けしたかんじでは、とてもそんな風に感じませんでしたよー!!
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