じゅじゅの闘病記 ~後編~
2012.06.15 23:35
小鳥
小鳥
こちらの記事は、昨日アップした「じゅじゅの闘病記 ~前編~」の続きです。
闘病中のじゅじゅの写真は、撮影を控えていたため、数枚しかありません。
携帯で撮影した見づらい写真ですが、お許しを…。
-------------------------------------------------------------
病院から約45分、無事じゅじゅを自宅に連れて帰りました。
自宅には、スーツケースほどもある、こちらの酸素濃縮器。
酸素を通すと、ゴーゴーと、かなり大きい音がします。
この音に、ちょくちょく睡眠を邪魔されました

当時のじゅじゅの様子。突然死防止のため、運動を最小限に
するよう指示が出ていたので、小さいプラケースに入っています。
左上の白いチューブから、酸素が通っています。

上から見るとこんな感じ。このプラケースは、もともとチューブを
入れられるくらいの穴が開けられるようになっていたので、
助かりました。病院でも使われている「NISSO」のものです。
餌は健康な時と同じシード類。薬は飲水投与でした。

困ったのは寝かせるとき。酸素チューブが邪魔をして、カバーが
うまくかけられなかったし、あまり無理にカバーをかけようとすると、
チューブが外れそうで…。
そんなとき、じゅじゅの酸素室専用のカバー作りをお願いしたのが、
ブログ村でもおなじみ、Angel Bird の ゆみさん。当時ゆみさんは、
手作りの素敵な鳥用テントやカバーを扱う、ネットショップを運営されていました。
ゆみさんに作っていただいた専用カバーはこちら。
チューブが通るように、右上に、ハト目で穴が開けられています。
チロリアンテープがベージュの生地に映えてかわいい

カバーをかけた、当時の写真。安眠できるよう、グリーンの裏地つき。
そして、ゆみさんのアイデアで、いつでもじゅじゅの様子が見られるよう、
カバー前面は、スナップボタンで開閉できるようになっています。

ゆみさん、心のこもったカバーをありがとうございましたm(__)m
こんな窮屈な環境の中、じゅじゅは少しずつ回復していきました。
食欲も出てきて、約1ヶ月後には、体重は入院前の53~4グラムに…。
そして自宅療養2ヶ月目の頃から、徐々に酸素濃度を薄めていきました。
じゅじゅが無事酸素室から、懐かしのケージに戻れたのは、約4ヶ月後のこと。
先生から、「お魚さんのように、一生酸素室暮らしもありうる」と言われていた
じゅじゅ。先生は、「あんなことになってたのにね…」と、じゅじゅの回復っぷりに、
目を丸くされていました。
先生からは、「検査をしていない以上、確実なことは言えない」と、じゅじゅの病名は
教えてもらえませんでした。じゅじゅへの負担を考えると、とても検査できる状態じゃ
なかったんです。
でも、先生著作のこの本を調べてみたところ、おそらく病名は「下部気道疾患」に
該当するんだろうと思います。素人の私にはちょっと難しい本だけれど、
病気のあたりがつけられれば、少しは冷静になれます。今後のためにも、
バイブルとして持っている1冊です

ただ、下部気道疾患は、大雑把な分類で、具体的な病因を知るには、
詳しい検査が必要です。じゅじゅが元気になったら、CTを撮ってもらって、
病因をはっきりさせたいと思っています。
じゅじゅの病気を通して私が学んだこと。それは、経済的な面からも、自分が
面倒見切れるかをしっかり見通して、お迎えしなければならないということ。
当たり前のことのように思っていたけれど、実際にいつ治るか分からない病気を
抱えた鳥さんを目の前にすると、経済的な壁が大きく立ちはだかり、「どこまで
じゅじゅを守ってあげられるんだろう?」といつも考えていました。
じゅじゅのこの病気の治療にかかった費用は十数万円。これは結構な支出
さらに、この病気の前の卵詰まりの入院治療費を含めると、一人暮らしの私なら、
1ヶ月暮らせそうな金額
ペットの命はお金に代えられないかもしれないけれど、
自分のできる範囲に、限界があるのも事実。だから、誘惑は多いけど、うちは
これ以上は鳥さん、増やせません
また闘病することになってしまったじゅじゅ。今回も経済的な不安はあるけれど、
自分にできるだけのことをしてあげよう。

じゅじゅの回復を信じています

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闘病中のじゅじゅの写真は、撮影を控えていたため、数枚しかありません。
携帯で撮影した見づらい写真ですが、お許しを…。
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病院から約45分、無事じゅじゅを自宅に連れて帰りました。
自宅には、スーツケースほどもある、こちらの酸素濃縮器。
酸素を通すと、ゴーゴーと、かなり大きい音がします。
この音に、ちょくちょく睡眠を邪魔されました


当時のじゅじゅの様子。突然死防止のため、運動を最小限に
するよう指示が出ていたので、小さいプラケースに入っています。
左上の白いチューブから、酸素が通っています。

上から見るとこんな感じ。このプラケースは、もともとチューブを
入れられるくらいの穴が開けられるようになっていたので、
助かりました。病院でも使われている「NISSO」のものです。
餌は健康な時と同じシード類。薬は飲水投与でした。

困ったのは寝かせるとき。酸素チューブが邪魔をして、カバーが
うまくかけられなかったし、あまり無理にカバーをかけようとすると、
チューブが外れそうで…。
そんなとき、じゅじゅの酸素室専用のカバー作りをお願いしたのが、
ブログ村でもおなじみ、Angel Bird の ゆみさん。当時ゆみさんは、
手作りの素敵な鳥用テントやカバーを扱う、ネットショップを運営されていました。
ゆみさんに作っていただいた専用カバーはこちら。
チューブが通るように、右上に、ハト目で穴が開けられています。
チロリアンテープがベージュの生地に映えてかわいい


カバーをかけた、当時の写真。安眠できるよう、グリーンの裏地つき。
そして、ゆみさんのアイデアで、いつでもじゅじゅの様子が見られるよう、
カバー前面は、スナップボタンで開閉できるようになっています。

ゆみさん、心のこもったカバーをありがとうございましたm(__)m
こんな窮屈な環境の中、じゅじゅは少しずつ回復していきました。
食欲も出てきて、約1ヶ月後には、体重は入院前の53~4グラムに…。
そして自宅療養2ヶ月目の頃から、徐々に酸素濃度を薄めていきました。
じゅじゅが無事酸素室から、懐かしのケージに戻れたのは、約4ヶ月後のこと。
先生から、「お魚さんのように、一生酸素室暮らしもありうる」と言われていた
じゅじゅ。先生は、「あんなことになってたのにね…」と、じゅじゅの回復っぷりに、
目を丸くされていました。
先生からは、「検査をしていない以上、確実なことは言えない」と、じゅじゅの病名は
教えてもらえませんでした。じゅじゅへの負担を考えると、とても検査できる状態じゃ
なかったんです。
でも、先生著作のこの本を調べてみたところ、おそらく病名は「下部気道疾患」に
該当するんだろうと思います。素人の私にはちょっと難しい本だけれど、
病気のあたりがつけられれば、少しは冷静になれます。今後のためにも、
バイブルとして持っている1冊です


ただ、下部気道疾患は、大雑把な分類で、具体的な病因を知るには、
詳しい検査が必要です。じゅじゅが元気になったら、CTを撮ってもらって、
病因をはっきりさせたいと思っています。
じゅじゅの病気を通して私が学んだこと。それは、経済的な面からも、自分が
面倒見切れるかをしっかり見通して、お迎えしなければならないということ。
当たり前のことのように思っていたけれど、実際にいつ治るか分からない病気を
抱えた鳥さんを目の前にすると、経済的な壁が大きく立ちはだかり、「どこまで
じゅじゅを守ってあげられるんだろう?」といつも考えていました。
じゅじゅのこの病気の治療にかかった費用は十数万円。これは結構な支出

さらに、この病気の前の卵詰まりの入院治療費を含めると、一人暮らしの私なら、
1ヶ月暮らせそうな金額

自分のできる範囲に、限界があるのも事実。だから、誘惑は多いけど、うちは
これ以上は鳥さん、増やせません

また闘病することになってしまったじゅじゅ。今回も経済的な不安はあるけれど、
自分にできるだけのことをしてあげよう。

じゅじゅの回復を信じています


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comment
ゆみ #- URL
りっこ様
2枚目と3枚目の写真覚えています。この写真を送っていただき、チューブを出すのをどうするかを考えました。チューブ外れたりしたら大変だと思い、はと目を叩きつけてみてはやり直しました。前を開けるようにしたのはこんな状況だと飼い主さんもいつも心配だろうとチラチラ見られるように開けました。決して上手ではないのですけど役に立てたのなら嬉しいです。でも、二度と使うようにはなって欲しくないカバーです。一日も早く回復することを願っています。
2枚目と3枚目の写真覚えています。この写真を送っていただき、チューブを出すのをどうするかを考えました。チューブ外れたりしたら大変だと思い、はと目を叩きつけてみてはやり直しました。前を開けるようにしたのはこんな状況だと飼い主さんもいつも心配だろうとチラチラ見られるように開けました。決して上手ではないのですけど役に立てたのなら嬉しいです。でも、二度と使うようにはなって欲しくないカバーです。一日も早く回復することを願っています。
marimoさん りっこ #- URL
じゅじゅ、まだ退院できてないのですよ。
この記事、2年前の回想録なんですが、現状とかぶるので
紛らわしかったかもしれませんね。
現状は、昨日からお試し退院を検討していたんですが、
今日また状態が悪くなってしまって、退院延期です。
やはり、お天気の影響大きいみたいです。
酸素マシーンも用意して、準備万端なんですけどね。
早く戻ってきてほしいです。
この記事、2年前の回想録なんですが、現状とかぶるので
紛らわしかったかもしれませんね。
現状は、昨日からお試し退院を検討していたんですが、
今日また状態が悪くなってしまって、退院延期です。
やはり、お天気の影響大きいみたいです。
酸素マシーンも用意して、準備万端なんですけどね。
早く戻ってきてほしいです。
ゆみさん りっこ #- URL
試行錯誤しながら作って下さったんですね。
私、ゆみさんがあまりに早くカバーを作って下さったので、
びっくりしたんですよ。
じゅじゅのことを思いやって、急いで下さったんだなぁ、って、
感動したのを思い出しました。
2枚目と3枚目の写真、まさにゆみさんに送ったものです。
発作がこわくて、とにかく刺激を与えないようにしていたので、
本当にあれだけしか写真撮ってないんですよ。
ゆみさんにカバー依頼してなかったら、1枚もなかったかも。
貴重な闘病記録です。
カバー、残念ながら、じゅじゅが自宅療養に切り替わったら、
またお世話しなりそうです。
作っていただいて本当によかったです。
私、ゆみさんがあまりに早くカバーを作って下さったので、
びっくりしたんですよ。
じゅじゅのことを思いやって、急いで下さったんだなぁ、って、
感動したのを思い出しました。
2枚目と3枚目の写真、まさにゆみさんに送ったものです。
発作がこわくて、とにかく刺激を与えないようにしていたので、
本当にあれだけしか写真撮ってないんですよ。
ゆみさんにカバー依頼してなかったら、1枚もなかったかも。
貴重な闘病記録です。
カバー、残念ながら、じゅじゅが自宅療養に切り替わったら、
またお世話しなりそうです。
作っていただいて本当によかったです。
huuuuka #- URL
こんばんは。
じゅじゅちゃん、退院はまだのようですね。
元気に戻ってきてくれるのが待ち遠しいですね。
りっこさんのブログのご紹介させていただきたいと思いますので、お写真お借りしますね☆
じゅじゅちゃん、退院はまだのようですね。
元気に戻ってきてくれるのが待ち遠しいですね。
りっこさんのブログのご紹介させていただきたいと思いますので、お写真お借りしますね☆
huuuukaさん りっこ #- URL
何度も退院できるといわれて病院に足を運んでるんですが、
そのたびに延期になってます。
実は今日で3回目…。
お天気の影響受けるみたいで、梅雨時の今はつらい時期です。
順応してくれるといいんですけどね。
ブログ、紹介していただけるんですね。
わぁ、楽しみです♪
どうぞ、どの写真でもお使いください。
わたしもhuuuukaさんのセンス信頼してます(^^♪
そのたびに延期になってます。
実は今日で3回目…。
お天気の影響受けるみたいで、梅雨時の今はつらい時期です。
順応してくれるといいんですけどね。
ブログ、紹介していただけるんですね。
わぁ、楽しみです♪
どうぞ、どの写真でもお使いください。
わたしもhuuuukaさんのセンス信頼してます(^^♪
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marimo #- URL
酸素マシーン、すごいですね。これを見つけてくるりっこさんもさすがです。
そして、このカバーもよく考えて作られていますね!
じゅじゅちゃん、幸せ者だ!長生きして親孝行しないとね。